旦那へのストレスが溜まり、もう離婚したい!と爆発させているかもしれません。
しかし、いざ離婚したとしても「離婚しなきゃよかった」と後悔する場合もあります。
離婚にはメリットもあればデメリットもあります。
当記事では、下記内容を紹介していきます。
- 離婚したい!旦那がストレスだと感じる理由
- ストレスが原因の「夫源病」という病気がある
- 旦那へのストレスが溜まると起こる5つのこと
- 離婚するメリット4選
- 離婚するデメリット4選
- 離婚せずにストレスを溜めない生活を送るための対処法4選
このまま結婚生活を続けたら良いのか、離婚をした方が良いのかを当記事で確認をし、今後どうすべきか確認してみましょう。
離婚したい!旦那がストレスだと感じる理由
将来を誓い合った夫婦ですが、思った結婚生活を送れずに離婚する人も多くいます。
離婚を決意した人の原因はどのようなものがあるのでしょうか。
そこで今回は、離婚の原因の上位をみていきます。
- 性格の不一致
- 精神的・肉体的虐待
- 異性関係
性格の不一致
離婚の原因で一番多いのが「性格の不一致」です。
付き合っている時は何も思わなかったのに、いざ結婚をして一緒に生活をしてみると気になってしまうという人もいるかもしれません。
また、結婚後に性格が激変してしまったという恐ろしいケースもあります。
生まれも育ちも違うのですから、性格が合わないのは仕方がないことかもしれません。
自分だけが努力しているのであれば、長く続くはずの結婚生活にも嫌気がさしてきてしまうことでしょう。
「付き合っていた時は違っていたのに」「こんな性格だとは知らなかった」など、改めて知ることにより、性格の不一致を理由に離婚をする人が多いようです。
精神的・肉体的虐待
暴力を振るうのは身体だけではありません。
ひどい暴言や、束縛、人格を攻撃するなどの精神的な虐待もあります。
また、話しかけても無視をされたり、無言で圧力をかけてくることも精神的虐待に含まれます。
今も昭和の価値観を持った人が、社会的価値観の変化についていけない旦那もいることでしょう。
直接的な暴力がなくてもDVと変わりありません。
もし、虐待を受けている場合は、離婚をする時に有利になることがあります。
離婚理由としての有力な証拠として提出できますので、録音などの記録をしておきましょう。
異性関係
浮気や不倫などの異性関係で離婚をする人も多くいます。
近年では、スマホ1つで簡単に出会える時代です。
「結婚していない」と嘘をついて浮気する人もいるくらい、簡単に出会えます。
妻側は経済的面で自立が難しい場合が多いため、目をつぶる人もいるかもしれません。
しかし、限度があり、別れを切り出す人も多いのです。
ストレスが原因の「夫源病(ふげんびょう)」という病気がある
もしかしたら、そのイライラは病気かもしれません。
不源病(ふげんびょう)とは、旦那の言動が原因でストレスが溜まり、具合が悪くなることです。
普段は症状が出ないのに、旦那が帰宅したり、休日家にいるなどの場合に起こります。
不源病にはさまざまな症状があります。
- 頭痛
- めまい
- 動悸・息切れ
- 食欲がなくなる
- 不眠
- 不安になる
- 憂うつになる
妻が真面目であればあるほど、間に受けてしまう場合があります。
また、ストレスを発散するのが苦手であったり、周囲に相談する環境がなければ悪化してしまいます。
旦那の言動や行動が原因で起こる症状です。
そのため、旦那と距離をおくか、具外的に何が原因なのかを突き止める必要が出てきます。
旦那へのストレスが溜まると起こる5つのこと
次に、旦那へのストレスが溜まることによるリスクを解説します。
事前にリスクを把握しておくことで、原因の把握や対処に備えておきましょう。
旦那へのストレスが影響してしまうリスクは、以下のとおりです。
- 体調不良
- 子供への悪影響
- 夫以外への男性へ目移りする
- 家庭内別居
- 離婚
それぞれ、リスクの内容や対処法を詳しく解説します。
体調不良
旦那が近くにいることで体調が悪くなる不源病(ふげんびょう)もその一つです。
その他にもホルモンバランスや自律神経に影響が出てきます。
体調が悪いと思って放置していると、うつ病やパニック障害、不眠症などにつながる危険性があります。
一度、精神科医にてカウンセリングを受けることをお勧めします。
子供への悪影響
子供は夫婦関係に敏感です。
年齢が小さいほど不安を感じやすいです。
表面上は変わらなくても、成長するに従って他人の顔色をうかがうようになったり、自己主張ができなくなる場合もあります。
また、子供の前で夫婦喧嘩をすることも、悪影響でしかありません。
場合によっては激しい夫婦喧嘩も児童虐待に当たる場合もあります。
精神疾患や自己肯定感の欠如、成長につれ暴力的になる可能性も出てきます。
極力子供の前では、旦那への文句や喧嘩をしないように気をつけましょう。
夫以外への男性へ目移りする
旦那へのストレスが溜まり、欠点だけをみてしまうと他の男性に心を奪われる可能性があります。
普段優しくしてもらえていなく、ふとしたきっかけで不倫関係になってしまう可能性も出てきます。
浮気や不倫がバレてしまうと、慰謝料を請求されたり、逆に離婚を要求される場合もありますので注意しましょう。
家庭内別居
同じ空間にいるだけで、苦痛になることもあります。
お互いに家にいながらも、会話や存在さえも消して生活する「家庭内別居」になることも。
このような家庭内別居は夫婦間だけではなく、子供にも悪影響になります。
離婚
言い争いや喧嘩が増えることにより、離婚をする場合もあります。
ストレスを感じながら嫌いや一緒に生活をするくらいなら、離婚をした方が幸せになることもあるでしょう。
しかし、離婚は簡単にできるものではありません。
離婚を選ぶ前に、改善できないか考えてみるのも良いでしょう。
離婚をするメリット4選
このまま結婚生活を続けるか、離婚するか迷っているかもしれません。
では、離婚するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、下記内容を紹介していきます。
- 今抱えているストレスを我慢しなくてすむ
- 家族での人間関係で悩まなくなる
- 自由な時間が増える
- 離婚した方が子供のためになる
今抱えているストレスを我慢しなくてすむ
旦那へのストレスを抱えていたのが、離婚することでなくなります。
例えば、性格の不一致からの喧嘩など、許容範囲であれば良いのですが、度を超えている場合であれば、精神的な負担が軽くなるでしょう。
また、旦那への気持ちが既に冷めていた場合は、離婚をすることで新たに再婚ができる可能性もあります。
家族での人間関係で悩まなくなる
旦那はもちろんのこと、姑問題などの家族問題もあるかもしれません。
もしかしたら、姑問題がきっかけで旦那へのストレスを抱えている方もいることでしょう。
育った環境が違うため、旦那の考えを変えることは難しいです。
離婚をすれば他人になるので、今後は悩まなくなることでしょう。
自由な時間が増える
専業主婦の場合は、家族分の家事に追われる日々だったかもしれません。
しかし、離婚をすることで、家事の量が減ります。
空いた時間ができるので、今まで家族のために削ってきた時間を自分に当てることができるのです。
離婚した方が子供のためになる
離婚をすると、子供にデメリットしかないと思われるかもしれません。
しかし、日々喧嘩をしていたり、仮面夫婦であった場合はそれだけでも子供に負担がかかっています。
また、DVがある場合は、妻だけでなく子供にもまでも危害がおよぶ可能性があります。
そのため、離婚をした方が安全といえるでしょう。
離婚をするデメリット4選
毎日ストレスが溜まるので離婚したい!と思われているかもしれません。
では、離婚するデメリットを知った上で今後どうするか考えてみましょう。
ここでは、下記内容を紹介していきます。
- 離婚の手続きが面倒
- 財産分与や慰謝料など出費する可能性もある
- 生活水準が下がる場合もある
- 子供が辛い思いもする場合もある
離婚の手続きが面倒
離婚というのは、離婚届を出すだけで終わりではありません。
今まで共同生活をしていたのですから、その分の財産分与や慰謝料などを話し合う必要があります。
また、子供がいる場合は親権をどちらが持つのかであったり、養育費はどうするのかも協議しなくてはいけません。
他にも、女性の場合は旦那の苗字になっている場合が多いです。
そのため、離婚をすることにより苗字も変わります。
離婚後は、免許証やキャッシュカードなどの苗字を戻すための手続きも増えてくるのです。
財産分与や慰謝料など出費する可能性もある
必ず女性が教育費や慰謝料を貰えるわけではありません。
例えば、妻の不倫や浮気が原因で離婚になった場合は慰謝料が発生します。
また離婚をすれば、財産を分けなければならないので、場合によっては支払う可能性も出てきます。
離婚をすることで、出費する可能性があることも頭に置いておきましょう。
生活水準が下がる場合もある
例えば、専業主婦の場合は旦那の給料で生活してきました。
共働きしていた場合でも、お互いお金を出し合って生活してきています。
もしかしたら、慰謝料や養育費などが入るかもしれません。
しかし、今までと同じレベルの生活ができる保証もないのです。
子供が辛い思いもする場合もある
両親と離れて暮らすため、辛い思いをする場合もあります。
また、親権を持たない親と会う回数が決められた場合、寂しい思いをさせるかもしれません。
離婚は子供のためにもなる場合もありますが、辛い思いをさせる場合もあります。
離婚せずにストレスを溜めない生活を送るための対処法4選
まずは少しずつストレスを溜めないように、日頃の生活を改善していきましょう。
もしかしたら離婚せず、夫婦生活が改善するかもしれません。
ここでは、下記内容を紹介していきます。
- 夫の言葉を受け流す
- 思ったことを旦那に伝える
- リフレッシュする
- 夫婦でカウンセリングを受ける
夫の言葉を受け流す
文句や要望に対してストレスが溜まっている場合は、何を言われてもカッとなったり反論せず、聞き流すようにすると良いでしょう。
全てを受け止めているから、ストレスが溜まってしまいます。
話半分で聞き流すようにしたら、楽になります。
思ったことを旦那に伝える
思っていることを言葉にしないと、旦那には通じません。
改めて、伝えることも必要です。
どう感じているのか。どうして欲しいのかをポイントで伝えるのがコツです。
問題点をわかっていない旦那も多いので、なるべくわかりやすく伝えると良いでしょう。
改めて話し合いをする時間を設けることで、真意が旦那に伝わりやすくなります。
リフレッシュする
気分転換ができる趣味を作ると、気が紛れます。
また、旦那のことを忘れる時間も必要です。
そのうち旦那は、自分が相手にされていないことに気づき、顔色をうかがうかもしれません。
しかし、自分軸で動くことで旦那自身も変わっていく可能性もあるでしょう。
夫婦でカウンセリングを受ける
海外では夫婦仲が悪くなるとカウンセリングに行くことを聞きますが、日本ではあまり馴染みがありません。
しかし、第三者が入ることで夫婦仲がよくなる場合もあります。
カウンセリングは守秘義務がありますので、話した内容が外に漏れる心配もありません。
また、カウンセラーは経験豊富なため、夫婦間の問題が明確になります。
専門家に間に入ってもらうことにより、今まで見えなかった解決の糸口がみつかることでしょう。
それでもストレスが原因で離婚したいと思ったら
やはり前向きに離婚を考えたいと思った場合、どうしたらいいでしょうか。
まずは離婚をする上で、準備をしてみましょう。
ここでは、下記内容を紹介していきます。
- 別居を検討する
- 離婚原因の証拠を用意する
- 財産を把握しておく
- 離婚後の生活を考える
- 弁護士に相談する
別居を検討する
一緒に生活をすることに限界を感じたら、まずは距離をおきましょう。
別居をすることで、冷静に関係を振り返ることができます。
また、離婚をするかどうかも改めて考える時間も取れます。
お互いに冷静になって関係を見つめる良いきっかけにもなります。
離婚原因の証拠を用意する
不倫や浮気、精神的・肉体的暴力であれば証拠を用意しておきましょう。
例えば、会話の録音や、証拠写真、レシートやLINE画面があります。
DVの場合は、暴力の詳細を日記やメモをつけると良いでしょう。
他にも、病院に通っていた場合の診断書も証拠になります。
離婚の時の慰謝料を請求できる可能性もありますので準備しておきましょう。
財産を把握しておく
離婚をすると、今までの財産を分けることになります。
基本的には財産の2分の1をもらえるのですが、協議する必要があります。
もし、家を買っていた場合のローンであったり、貯蓄、株などの財産はどれくらいあるのかなどを把握しておきましょう。
離婚後の生活を考える
離婚をすると、これからは自分で生計を立てなくてはいけません。
財産分与があるとしても、必ずしももらえる訳ではないのです。
そのため、離婚後はどうやって生計を立てるのか目処を立てておきましょう。
弁護士に相談する
離婚を専門としている弁護士がいます。
離婚についてや、もめる場合は、弁護士に相談してみましょう。
離婚の知識やノウハウを知る専門家に相談することで、スムーズに離婚協議を進めていけます。
また、依頼者に代わって旦那と交渉をするので、顔を合わせる必要もありません。
まとめ
もう離婚したい!ストレスが限界のあなたに教えたいリスクと解消法をご紹介してきました。
- ストレスが原因の「夫源病(ふげんびょう)」という病気がある
- 離婚のメリットはストレスがなくなり、自由な時間が持てる
- 離婚のデメリットは、慰謝料など支払わなくてはいけない可能性や、生活水準が下がる場合もある
- 離婚は子供のためにもなるが、デメリットになる場合もある
- まずは離婚せずにストレスを溜めないように対処する
- それでも我慢ができないなら弁護士に相談して離婚手続きを進める
離婚をすることは簡単ではないため、メリットデメリットを知った上で今後のことを考えていきましょう。
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